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使用方法

隔年結果

2013年5月20日

隔年結果とは
永年作物である果樹に見られる現象で、収穫量の多い表年と収穫量の劣る裏年(翌年)の事をさします。多数の果実を実らせる事で樹勢が衰えて、回復しないまま翌年の開花・結実・収穫を迎え、収穫量が下がり隔年結果となります。樹勢を回復する為に収穫の終わった後に根の活性を戻し、樹全体の活性を戻す必要があります。
その為にEB-aニューオスマックトップベースの3種混合施用が有効となります。私達はこの3種を3種の神器と呼んでいます。

隔年結果の対策法
1.EB-a          土壌の団粒化(根圏土壌の物理性改善)
                発根促進・・・特に養分吸収の細根を増やす。

2.ニューオスマック       土壌中微生物相を健全な形にする。

3.トップベース      植物に必要な栄養分をバランスよく補給する。

この3種の施用で収穫後に根の活性回復から樹勢の回復をはかり、翌年の収穫量、品質の確保が実現できます。

施用方法
1.園全面に施用
・土壌灌水(又は土壌灌注)   2,000L/10a
 EB-a              10L        200倍
 ニューオスマック       2~4L       500~1,000倍
 トップベース           2~4kg     500~1,000倍

・施用時期   お礼肥えの時期

2.特定の樹に施用
・土壌灌水(又は土壌灌注)   50~200L/樹
 EB-a              250~1,000ml     200倍
 ニューオスマック       50~400ml       500~1,000倍
 トップベース           50~400g       500~1,000倍
  
・施用時期   お礼肥えの時期

※樹冠下に灌水又は灌注

紋羽病

2013年5月16日

紋羽病とは
紋羽病は、果樹など永年作物に見られる、防除が困難な代表的な土壌病害で、連作障害といえる事例です。紋羽病には、菌糸体の色相により、白紋羽病、紫紋羽病の2種類があります。いずれの紋羽病菌も寄生植物の範囲は広く(多犯性)、防除が困難な事から、果樹など永年ん作物では難防除病害になっています。

紋羽病の慣行の防除方法
1.遮断溝を造る。
2.根部の罹病個所を除去し、患部を薬剤洗浄する
3.粗大有機物を除去し、土壌消毒を行う。
等がありますが、多大な労力を必要としながら、再発が認められる等、満足な防除効果は得られていません。

慣行の防除方法の問題点
1.慣行の防除法では、紋羽病菌が強い撥水性を持っていることが見逃されていて、殺菌剤が菌体に接触できない為、満足な防除ができない。
2.紋羽病菌の作る撥水性菌叢により、土壌への水の浸透が悪くなり、根の活性が落ちていることが、樹勢を低下させる要因となっている。

問題点の解決法
1.満足な防除効果を得るには、土壌浸透活性剤ニューオスマックを使用して殺菌剤を土壌や菌叢に浸透させる必要があります。
2.同時に土壌改良資材EB-aの施用で、根圏土壌を根の生育に適している団粒構造に変え樹勢の回復を図る必要もあります。
3.予防や症状が軽症の場合には、EB-aニューオスマックだけで根の活性を向上させ、樹勢の回復を図ることも可能になります。

紋羽病の防除方法のご提案
1.土壌浸透活性剤ニューオスマックは、土壌や菌叢への強力な浸透作用とともに、病原菌の生育を抑える静菌作用を持っていますので、紋羽病菌に対しても抑制効果を発揮し、防除に大きく貢献します。
2.土壌改良資材EB-aは根圏土壌を団粒化し、物理性の改善だけでなく、発根促進作用をも併せ持っていますので、積極的な樹勢の回復が図れます。

紋羽病に対する施用例(リンゴ、ブドウ、ナシ等)
・予防及び軽症の場合
根の活性化を図り、樹勢を向上させるだけで、紋羽病から回復できます。
  土壌灌水(又は土壌灌注)     50~200L/樹
    EB-a                250~1,000ml     200倍
    ニューオスマック         50~400ml       500~1,000倍

・中程度~重症の場合
殺菌剤を混用
樹勢を回復させるとともに、紋羽病菌の消滅が必要になります。
  土壌灌水(又は土壌灌注)     50~200L/樹
    EB-a                250~1,000ml     200倍
    ニューオスマック         50~400ml       500~1,000倍
    殺菌剤               規定濃度    

・施用時期
   休眠期

主な連作障害の例と対策

2013年4月30日

                         主な連作障害の例と対策

科目 種類 連作障害 対策時期 施用量(例)希釈倍率
EB-a ニューオスマック トップベース 殺菌剤
ナス トマト 青枯れ病
萎凋病
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
ナス 青枯れ病
萎凋病
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
ピーマン 立ち枯れ性疫病
根こぶ線虫
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
ウリ キュウリ つる割れ病
線虫類
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
スイカ つる割れ病
線虫類
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
メロン つる割れ病
線虫類
定植前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
マメ エンドウ 立ち枯れ病 播種前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
アブラナ ハクサイ 根こぶ病 播種前又は
定植前
200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
コマツナ 根こぶ病 播種前 200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要
キャベツ 根こぶ病 播種前又は
定植前
200倍 1000倍 1000倍 -
発生後 200倍 1000倍 1000倍 必要

※殺菌剤は登録のある剤を使用して下さい。

安全・安心な連作障害対策

2013年4月23日

EB-aニューオスマックの混用
土壌障害は作物の活性が高く、病原性微生物の密度が低いと発病には至りません。

EB-aの土壌改良により物理性が改善され、作物の根圏環境が改善されると共に土壌中の有効微生物にも良好な環境になります。

透・排水性が高まり、集積している塩類除去にも有効になります。

・ニューオスマックの作用により有効微生物が増殖するため、病原菌密度が低下します。

作物が元気になり、病原菌密度が低下
EB-aの効果・ニューオスマックの効果)
          ↓
連作障害の発生を抑制



施用時期
・ 定植(播種)前
    畝立て後から播種直前まで可能
・ 発生後
    軽度:発生株の株元及び周辺株の株元へ
    重度:発生株を除去して植穴部分及び周辺株の株元へ
            (補植の場合 定植後にも株元へ) 

☆必要な場合、農薬と混用可能です。農薬は登録のある剤を使用してください。

土壌消毒の施用方法
畝立て後、施用・灌水し、定植(播種)して下さい。
 10a当たり
  1.施用 水                  1000ℓ
       EB-a                  15ℓ
       ニューオスマック            3ℓ
       (ゴーゴーサン乳剤   200~400mℓ)
  2.灌水  上記を施用後、2000ℓ以上の灌水を行って下さい。

※除草効果が必要な場合は、作物に適合した除草剤を混用して下さい。
  ゴーゴーサン乳剤は一例です。


連作障害

2013年4月23日

連作障害とは
連作障害は同一作物(同一種)を連年栽培する事によって発生しますが、その原因は多岐に渡っています。単一の原因ではなく、農薬や化学肥料の多用、大型機械使用による土壌の物理性の低下などの要因も影響しております。

連作障害の要因は大きく次の3つに分けられます。
1. 土壌の生物性に起因:
  
土壌微生物の偏り、病原性微生物の増殖(優先種)
2. 土壌化学性に起因:
  
土壌の酸性化、塩類バランスの崩れ、塩類濃度蓄積、腐植・微量要素欠乏
3. 土壌物理性に起因:
 
 耕土の浅層化、土壌物理性(単粒化、孔隙率、透・排水性、保水性)の低下

  実際の場面で一番問題になるのが、微生物に起因するもので、疑わしい例も含めて連作障害の70%以上を占めています。

連作障害の対策法

☆ 化学的(農薬の使用) ― 安全性に問題 ⇒ 確実でない

☆ 耕種的(太陽熱消毒、熱水消毒) ― 手間がかかる ⇒ 確実でない

☆ EB-aニューオスマック混合施用
  ・EB-a ― 土壌の物理性改善 ⇒ 透水・排水・保水・通気が改善
                                                                         ↓
                        根圏が酸化型環境
                        ・根の呼吸 → 作物の活性が向上
                        ・根圏微生物相の改善(有効微生物優勢)
                        ・発根しやすい土壌構造
  ・ニューオスマック ― 土壌微生物相の改善 ⇒ 有害な病原性微生物の抑制
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